「ppmとmg/Lの違いとは?」


皆さんppmって 知っていますか?
私はこの前まで聞いたことはありましたが・・・
よく分かっていませんでした。

知っている人が聞いたらおそらく馬鹿にするでしょうが・・・
私の中のppmのイ メージはmg/Lよ り大きいんじゃないかな?
程度のアバウトなものでした。
具体的に言うと
「10mg/Lは1000ppmとかかな?」
というイメージを持っていました。

では実際はどうなのでしょうか?

実際は・・・

10mg/L  ≒ 10ppm

ご存知でしたか?

では、これより下は具体的な細かい話しをしたいと思います。
まずは、ppmの定義です。

「ppm(Parts per Million : 100万分の1)」
ppmとはParts per Millionつまり100万分の1という意味です。
ppmは「cm」や「kg」のような計測の単位というイメー ジを
持っている人が多いが、実際は単位ではない
正確には「何割」や「何%」といった
比率」を表す 暗黙のルールのようなものなのである。
10%をppmで表すと・・・
10% =  100000ppm
10ppmを%で表すと・・・
10ppm = 0. 0010%
となる。
間違っていたらゴメンナサイ。

細かい背景の話をすると・・・
以前は水処理における数値にppmを よく用いていたが、
現在ではmg/Lを 用いるのが一般である。

ただし、大気の 場合はppmを一般的に使っている。
その理由は、例えば1m3の空気中に3mlの炭酸ガスがあったとき
1m3は 100万mlであるから、300がそのまま300ppmとな る。
すなわち炭酸ガスの濃度は300ppmである。
この例の場合は気体対気体の話であるため
不都合が生じないのである。
しかし、大気の話ではあっても粉塵の話になると使えなくなる
粉塵は「重さ」で測定されるから分母の空気は容積の
1m3そ のままで
g/m3またはmg/m3と表しppmは使えない

水処理でppmを使わなくなったのも似たような理由である。
水処理では一般に、単位重量当りの水に不純物がいくらあるかというよりも
単位容積当りの水をベースに考えることが多いため
対象になっている水の比重が正確に1.0である場合にのみ
ppmmg/Lの数値が一致するが、比重が1.0でない場合
若干数値にズレが生じる
実際問題として、きれいな水は言うまでも無く
かなり汚れた水でもあるいは汚泥でも比重は1.0に近いから
mg/Lで測定した結果をppmで表示しても大きな違いはな い。
しかし、水処理の世界では本来の意味である
対象の重さmg(ミリグラム)で表して分子とし、
分母には容積の単位L(リットル)として
mg/Lという表示にすることで統一された。

最後に、色々多くのことを書いたが
水処理に関係する人は

「ppm はmg/Lと同じである」

とおもっていただいて構わないと思う。
ただ、正確には意味が違うのでご注意を!
つまり・・・

「ppm は比率」「mg/Lは単位」

ではまた。

BACK
環境ニュース満載 EEL Daily News!!