「酵素は何者か?」


前回、加水分解酵素と いう酵素を説明 しましたが
いまいち理解できなかった人も多いはず・・・・
酵素は水処理を支えてる物質で
また、洗剤などにも含まれていることがあります。
そこで、今回はこの酵素について調査してみました。

酵素とは・・・・
微生物などの生体内からつくられるタンパク質を主成分とした物質です。
化学反応をスムーズに行わせる働き(触媒作用)をします。
1つの酵素が働きかける物質は1つだけという
鍵と鍵穴のような基質特異性という性質をもっています。

生体内のほとんどの化学変化は酵素によって触媒されます。
酵素と結びつき変化を受ける物質を基質といい、
基質は酵素分子の表面の特定の部位(活性部位, active site)に結合し,
酵素タンパク質が作りだす特殊な環境により,
いったんエネルギーの高い状態の(ただし,触媒がない場合よりは低いエネルギーで済む)
酵素-基質複合体を 形成します。
この状態から,基質生成物へと化学形を変え,酵素から離れ
それと同時に,酵素は元の分子状態に 戻り,
再び次の基質結合します。

「酵素反応の一般的な表し方」

E + S ⇔ ES ⇔ E + P

E:酵素 S:基質 ES:酵素-基質複合体 P:生成物

この ように、酵素は他の微生物反応とは違い特殊です。
覚えておく価値はあると思います。

最後に、酵素の反応形式を示します。
以前説明した加水分解酵素もあります。

酵素
反応形式


酸化還元酵素
(Oxidoreductase)

酸化還元反応
デヒドロゲナーゼ群 [2水素利用],シトクロム群 [Fe2+/3+利 用],
カタラーゼ,オキシダーゼ群, オキシゲナーゼ群,脂肪酸不飽和化酵素


転移酵素
(Transferase)

原子団転移反応
アシル転移酵素 [アシル基転移],キナーゼ群 [リン酸基転移],
 アミノトランスフェラーゼ群 [アミノ基転移]


加水分解酵素
(Hydrolase)

加水分解反応
タンパク質分解酵素群 (プロテアーゼ),
 脂質分解酵素群(リパーゼ),
 糖質分解酵素群(アミラーゼ,リゾチーム,β‐ガラクトシダーゼ)
 リン酸分解酵素群(ヌクレアーゼ群,ホスファターゼ群,制限酵素)
その他(ウレアーゼ,ATP加水分解酵素)


離脱酵素
(Lyase)

付加及び離脱反応
炭酸ヒドラターゼ,ピルビン酸デカルボキシラーゼ


異性化酵素
(Isomerase)

異性化反応
ラセマーゼ群,ホスホグリセリン酸ホスホムターゼ,
 グルコース6-リン酸イソメラーゼ


合成酵素
(Ligase,Synthetase)

C-C,C-O,C-N結合
 などの生成反応
(ATPを要求)
DNAリガーゼ,アミノアシルtRNA合成酵素,
 アシルCoAシンテターゼ,カルボキシラーゼ群


以上の6種類です。
いまいち理解できないと思いますが
図を見て、こんなものがある程度で
理解できたらいいと思います。

今はこれしか分かりません。
酵素は奥が深いのでいずれまた解説するかも・・・・
ではまた・・・・


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