―二酸化炭素濃度とpHのお話―
「二酸化炭素濃度」 「pH」
陸上養殖を研究していると、この2つの壁にいずれぶつかる事になる
陸上養殖における過密飼育は海水中の二酸化炭素濃度を恐るべき速さで上昇させ
pH8の海水がいずれはpH6以下という危険な数値にまで低下する
pHは1違うだけで実際は100倍の違いがある為
この変化は極めて大きい
また二酸化炭素は除去しにくく、エアレーションをしただけでは
改善することは難しい
ところで、なぜ二酸化炭素濃度が上がるとpHは低下するのだろうか?
答えは以下の化学式の通りである。
CO2+H2O→H++HCO3−
HCO3−→H++CO32−
上のように水素イオン濃度が上昇しpHが減少します。
ちなみにpHは水素イオンが増えると酸性に、
水酸化物イオンが増えるとアルカリ性になります。
中性は7で範囲はpH1〜pH14です。
とにかく、二酸化炭素濃度が増加することはpHの低下に繋がるのです。
つまり、逆を言うと二酸化炭素濃度が低下すればpHは上昇するということです。
このことから水草が日中、水中において光合成を行なえば
pHは上昇することになるはず・・・
果たして正しいのか?
そこで、水草で実験しました。


結果を見ると海のpHが高いのもうなずける?
これを陸上養殖に応用している企業もあるとかないとか
果たしてどうなのか?
pHと二酸化炭素は難しいね