接触システム(回分システムと連続流システム)

活性炭を用いて大規模な水処理を行う場合に特に重要なのは、処理すべき溶液と活性炭の接触方法です。
溶液から粒状活性炭へ吸着する速度は、活性炭の粒径に大きく依存します。
そこで、できるだけ径の小さい粒子を採用して吸着速度を大きくしようとします。

回分システムとは、ある量の水または廃水に一定量の活性炭をいれ、
溶液中の汚染物が望む濃度に低下するまで攪拌し続ける方法です。
回分式処理の場合には、特定量の活性炭と接触している溶液の濃度が、
吸着の進行に伴って絶えず減少していくため、
吸着剤の溶質除去効率も減少していきます。

連続流システムとは、粒状活性炭を敷き詰めた吸着塔に廃水を通過させるなどし、接触させる方法です。
連続流式処理は、一定の濃度の廃水を接触させるため、
吸着剤の溶質除去効率も一定にすることができます。
ただし、破過によって除去効率が減少してしまうので、
吸着剤の交換は当然必要になります。




参考文献
『ウェーバー水質制御の物理化学的プロセス』


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