表面積

吸着は表面現象です。
そのため、吸着の度合いは有効表面積に比例します。
有効表面積とは、全表面積のうちで吸着に利用できる部分のことです。
単位重量当りの固体吸着剤に吸着される量は、固体が細分されるほど、そして固体が多孔質であるほど多くなります。

例えば、完全に滑らかな表面をもつ1p3の立方体では全表面積が6p2ですが、
1p3の立方体を一辺0.01pの立方体に分割すれば全表面積は600p2になり、
さらに一辺0.001pの立方体に分割すれば全表面積は6,000p2になります。

活性炭の固体表面の細孔については、表面積確保の重要な要素ですが、
その原料や製造方法によって、細孔の径や細孔分布などの物理構造も違ってきます。
これらは単に表面積の問題だけでなく、被吸着質(活性炭に吸着させたい物質)の大きさによっても吸着特性が違います。




参考文献
『ウェーバー水質制御の物理化学的プロセス』
『水処理 その新しい展開』


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