グッピー魚群水槽観察日誌

前工大梅津研究室   水環境問題を綴るEEL NEWS   この水槽の説明(web-ppt)  膨大ドイツイエロー繁殖に至る歴史

menu前ページTOPページ次ページspace.gifHOMEページ 写真はクリックすると拡大します。(oo)

本日停電
2008/09/06

漏電検査のため大学内が朝から夕方まで停電です。グッピー魚群水槽はまだスカスカなので乾電池式エアポンプ1個で対応しました。【写真左】停電時にはエサをやらないようにします。【写真中】成魚が増えて魚群らしくなってきました。そこかしこで追尾交尾が見られます。槽内初出産も間近です。【写真右】8/26に挿したポトスの水中茎からしっかりと根が出ました。奥の根からは細毛根も出ていますね。これらが水槽内に繁茂し藻場が形成されるのも一つの狙いです。さて、玄関ロビー、冬は寒い。はたしてポトスは越冬できるかどうか少々心配なところです。umetsu(oo)

全部ドイツイエロータキシードです。
2008/09/04

この水槽には現在5,000匹を超える数のグッピーの若魚が棲息しています。それらは全て【ドイツイエロータキシード】という名前のグッピーです。様々なグッピーの中でも人気の種類のようです。滑ツ境技術研究所では、4年前に11つがいからスタートした繁殖チャレンジによって、今では1万匹を超える数にまでなりました。その飼育歴史はこちらです。現在も増産中です。
【写真左】炭素繊維濾材の研究を始めた1997年のCF汚泥水槽です。雑種グッピーでしたが2,000匹程度まで増やしました。これが水環境研究の全てのスタートでした。
【写真中】研究所のドイツイエローのオスだけ水槽です。【写真右】もうすぐこの180cm水槽に放流する稚魚です。8/29と比べて、体色がついてきました。ウンチもはっきり。umetsu(oo)

アオミドロ除去
2008/09/02

水槽内では急速に成長したグッピーが元気に泳いでいます。先日挿したポトスも根っこを出してきました。

設置の際、馴養していた炭素繊維やポトス根にはアオミドロが付いていました。ガラス越しの日光と水槽を照らす蛍光灯で、とうとうアオミドロが頭角を現したのは土曜日。このままでは「アオミドロ過密水槽」が出来てしまいます。そこで今日はその除去です。写真左が除去前、中が除いたアオミドロ、左は除去後ですが・・・引っ張ると炭素繊維も抜けるので完全な除去は無理でした。蛍光灯の照射時間を減らす必要があるかも。umetsu(oo)

裏からみれば(oo)いつか緑の壁ありで
2008/08/31

ウラ?おもてからじゃないの?この写真は。【写真左】
水槽の設置されている前橋工科大学1号館は、1Fに事務局、2Fには学長室や教授会室などのある別名「管理棟」。3F以上には講義室があります。1Fの玄関は東側に面した吹き抜け巨大ガラス張り。
 その1Fの外からも、この水槽を見ることができます。最初は外からもグッピーの遊泳シーンが見られるようにと思いましたが、やはり直撃日光がぶち当たることが判明し、水槽背面にはシートを張って遮光しています。ポトスが少し見えますね。このポトスが成長して、水槽背面を覆いつくす日が来るのが待ちどうしい限りです。おそらく1年以上はかかるのではないかと思いますが。
梅津研究室では屋上緑化、壁面緑化手法の研究にも取り組んでいます。今年は「壁一面アサガオ」や、ベランダの緑化、そして非常に困難とされる直壁面に張り付ける「壁面緑化」に取り組んでいます。 umetsu(oo)
【写真中】図書館ベランダのアサガオの壁と、【写真右】メノマンネングサ緑化群です。shimizu

金曜日のメンテナンス
2008/08/29

土曜日曜休日は、この水槽に近寄れません。餌の補充や表面拭きなどを梅津研究室学生と実施しました。日のあたるアクリル表面に、丸く小さな緑の藻を発見。これは非常に頑固でなかなか取れません。やはり、遮光対策が必要なのかも。
夜7時。室温27.3度、水温26.5度、pH 7.72 でした。グッピーにもポトスにもちょうど良い環境です。pHは、これから段々下がって行くでしょう。
【写真左】蛍光灯直下の炭素繊維のアオミドロが成長してきました。そのうち除去しなければなりません。アオミドロはしつこい。
【写真中と右】環境技術研究所で準備中の次回の稚魚群です。魚群水槽から採取した稚魚を円形ビオトープで育成し、形の良いものだけを選別して放流します。9/10頃、1,000匹の予定です。おそらくその放流が最後となるでしょう。umetsu(oo)

カワニナ追加放流
2008/08/28

カワニナは流れのある小川などに棲息する淡水の巻貝です。
水槽で飼育しようとするとスグに死ぬ場合が多く、なかなか長生きできません。卵胎生で稚貝を産みます。稚貝の大きさは0.5mm程度ですが、拡大するとちゃんと巻貝の形となっています。
殻が固いため、成長は非常に遅く、一年間では1cmから2cm程度までしかなれません。今回放流したカワニナは初期に投与したものと同様に、私の研究所の水槽内で生まれ育った固体【写真左】です。初期放流のカワニナで棲息可能が確認されましたので今回追加するに至りました。
【写真中】左が水槽内で飼育したカワニナ、右が屋外で採取したカワニナです。
良く見るととんがり具合が違います。自然界で育ったカワニナは、多くの場合、先端がとんがっていません。ヒラタビルなどの外敵に脅かされて表面がぼこぼこしていたり、小石がぶつかって欠けたり、あるいはカルシウムや鉄分が不足していることなどにより、カワニナの殻の出来具合が変わってきます。メスは抱卵し胎内で稚貝を育成するため、カルシウムが不足し先端がかけやすいとも言われています。自然界でも、たんぼなどの泥だらけの中で育ったカワニナは先端がとんがっている場合もあります。カワニナは雑食ですが、日のあたる浅瀬の石や泥の表面に生える珪藻が主食。水槽内でも茶色の藻を食べることから、「カワニナを入れると水槽がキレイになるょぅ」と、よく言われます。しかし死ぬと殻は残ってしまいますので、ちょっと厄介。
さぁ、これでまた水槽内に生物が増えました。カワニナが死なずに成長すれば、そのうち稚貝を生み出すでしょう。水槽表面のアクリル板に、極々小さな茶色の点が発見されたら、それはカワニナの稚貝かもしれません。探して見てくださいね。
【写真右】本日の大学グッピー水槽の情景。若魚が成長し、オスがメスを追いかける交尾のしぐさが良く観察されるようになってきました。 umetsu(oo)

水槽内部の水質調査
2008/08/26

はい!待ちに待たせた水質調査です。  
この水槽は8/12に設置しましたが、通常、2週間後という時期は、亜硝酸という毒性のある成分で溢れているなんですね〜
そもそも水槽ではですね、餌とか糞等から「アンモニア」という、生体に悪影響があるものが出るんですよ。さらにこれが分解されると「亜硝酸」というもっと危険なものに・・・
でもそんな危ない物質たちも、長い間使用して、生体も元気に生きている水槽では「微生物」が分解してくれてくれるので一安心です。この微生物がアンモニアを亜硝酸へと変化させて、その後比較的安全な硝酸へと変化させてくれるからなんですね〜
しかし、出来立ての水槽はそうも行かないのです。理由は簡単「微生物がいない」から。そんなわけで、水槽をセッティングしてから2週間から4週間は亜硝酸地獄になってるのですね。
さてさて、話は長くなりましたがここで水質測定の結果。
アンモニア態窒素濃度:0.21mg/L
亜硝酸態窒素濃度:0.012mg/L
硝酸態窒素濃度:5.4mg/L
この時期の水槽内部の水質としては、非常に素晴らしい値です!ほとんど出ていませんね〜
生体も安心して暮らせる環境です。では長くなりましたのでこの辺で失礼いたします。mizuide
OKOK。さっき、昨日根本が測定した結果を聞いたが、似たような値だった。やはり、新脱窒装置は活動している。それとおそらく、活性炭がまだ硝酸を吸っているのでしょう。水質分析は、必ず週に一度は行なって記載して下さい。
【左】8/26の水槽風景【中】アオミドロ成長ス【右】本日挿しのポトス、いつ根っこでるか?あるいは枯れるか?umetsu(oo)

稚魚放流(oo)
2008/08/25

【左写真】どーれ、1ヶ月育てた稚魚でも入れて、さらににぎやかにするカー、と思い立ったのが一昨日の土曜の夜。昨日の日曜日、稚魚もって行った一号館は、ジャックバウァーも入れないほどの”しっかり鍵体制”。うーむ。はいれん。というわけで、本日稚魚約1,000匹を放流しました。でも、見栄えは前と変わらない。稚魚は1cmちょっとしかないので目立たないのです。おそらく、2週間ほどすると目だってさらににぎやかになるでしょう。
【中写真:水槽上部のポトス群】どうやら水栽培が安定に行なわれているようです。このポトスが成長し、伸びて行くと水槽背面にだら〜んと垂れ下がれます。外から見ればポトス壁緑化の様を、お見せすることができるのでは?という壮大な構想の初期段階。
【右写真】で、ポトスの根っこが水中に伸びている様。炭素繊維の藻場もアリですが、やはりできるだけ生物の関わりをお見せしたい。このポトスの根っこがぐんぐん伸びれば、それはそれは・・・・汚らしいかも。ぃゃ、美しいかも。 umetsu(oo)
・・・あんとき、根本が楽しげに取水していたのだが、水質の結果はいつ報告してくれるのだろう?
いつだろう。いつになるんだろう?

オープンキャンパス
2008/08/23

小雨の肌寒い日でしたが、びっくり仰天。なんと500人を超えるご父兄、高校生、御子様おじいちゃんおばあちゃんの軍団が、前橋工科大学オープンキャンパスに来られました。
その玄関口に置いてあるグッピー魚群水槽は、もちろん、多くの方の目に止まり、それなりに楽しんでいただけたようです。
”なんで社会環境工学科がこんな研究するの?”という質問を受けたnemotoが適切にその答えをしたかどうかは別として、ともかくはデビューというところでしょうね。umetsu(oo)

やはり緑の藻がついてたのぅ。
2008/08/20

水槽設置場所は、新品吹き抜けガラス張り建物朝日が突き刺す東向き。それはそれは明るい場所です。ガラス張りなので本当は外からも水槽内部が見られるようにできるのですが、それはイカン。
「なんで?そのほうが、きれーじゃん。」
いや。そうすると、日差しでアクリル表面に藻がついて、真緑色、になる。そのあとアオミドロが巨大繁殖して、アオミドロ水槽が完成してしまうのじゃ・・・。
というわけで、背面の日差し直撃部には銀シート張って遮光したのですが、側面はほっといた。
なんでェ?側面からも、光はいるょ。」
いやぁ〜側面から水槽内を見ると、コレがまた、奥行きがあって幻想的な情景となるんです。
しかし、やっぱり、そこからの光で低層の珊瑚石表面が緑緑になってしまいました。やっぱし、なんかで光をさえぎらないとダメかもしれません。
「中に入っている貝類はそれを食べるんじゃない?サカマキガイとかカワニナとか・・・」
それが、貝類の食べるのは珪藻といって茶色い藻なんです。緑色の藻はくわん。アオミドロをバクバク食ってくれる(安全な)生き物がいてくれたらなぁ・・・と思う今日この頃です。umetsu(oo)

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